松井秀喜氏 巨人の監督に意欲?池上彰氏の直球質問に「自分の状況が許せば、かもしれないですね」

[ 2020年5月6日 23:15 ]

松井秀喜氏(左)と池上彰氏
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 巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(45)とジャーナリストの池上彰氏(69)が、6日放送のテレビ東京「池上彰×松井秀喜 in キューバ」(後10・00)で初共演した。

 松井氏は池上氏とともに今年2月から3月にかけてキューバを訪れ、野球をやる少年たちの練習を見た時に、「唯一、野球をする中で残った後悔」があることを明かした。

 松井氏はもともと右打ちで、4歳上の兄たちと一緒に野球をしていたが、あまりにも打球を飛ばすために左で打てと言われたのがきっかけと言われている。松井氏は「半分合っています」と答え「右で打っていて、まあまあ打てていたので左で打てって」と言われたと明かし「最初はあまり打てなかったんですけど。でも僕はタイガースファンで掛布さんに憧れていたので、そのうちどんどん左でも打てるようになって、それでそのまま左で打っています」と語った。

 池上氏が「右打ちのままだったらどうなったでしょうね?」とたずねると「それはそれで気になりますね」とし「僕が唯一、野球の中で残した後悔ではないですけど、ちょっとそれを知りたかったなっていう一つですね。できなかった、叶えなかったことの一つ。作った左だから、ちゃんと練習しなきゃ、というのはある」と笑った。

 また、ニューヨークに場所を移し、ヤンキースタジアムで対談した2人だが、広島ファンの池上氏が「いずれカープの監督にというのは?」と聞くと松井氏は突然の質問に笑いながら「カープはOBだけですよね」と答えたが、さらに池上氏が「そレで言ったら、いずれ巨人の監督になるんじゃないかな?」と斬り込むと「ジャイアンツは気になりますね。今、見ているという意味で。チームは常に結果は見ていますし、個人的に応援している選手もいますし」と語り「いずれ呼ばれたら?」と再度聞かれると「その時の状況で自分が許せば、だとは思いますけど」と答えた。それを聞いた池上氏は「いずれは巨人の監督に呼ばれて、環境がよろしければそうなることもあり得るということですね」と確認すると「自分の状況が許せば、かもしれないですね。まだ先のことは全然考えていないんですけど」としながらも「ジャイアンツの事は好きですし、お世話になりましたし、応援しています。それだけは間違いないです」と表情を引き締めた。

 池上氏は「私がスポーツ新聞の記者だったら『松井 巨人の監督へ意欲を見せる』と見出しを書いちゃいます」と語ると「スポーツ新聞ならそうなっちゃいますよね」とうなずき「意欲は別にないんですけど」と笑っていた。

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