阪神・スアレス“おうち時間”で料理や語学習得「時間を有意義にと思って過ごしていた」

[ 2020年4月30日 05:30 ]

甲子園で自主練習を行うスアレス(球団提供)
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 阪神のスアレスが自宅待機での“おうち時間”を有効に使い、料理や語学習得に励んだことを明かした。「新しいものに取り組んだり、退屈という思いを感じないように」。甲子園での自主練習後にオンライン取材に応えて、充実の時間を振り返った。

 まずは英語の勉強。普段はスペイン語を使うだけに動画や本などを教材として取り組み、「他の言語を勉強したいというのもあって、英語に限らず日本語もボキャブラリーを増やしながらやっている段階」と笑顔を浮かべた。

 次はクッキング。一緒に暮らす妻の力も借りながらチキンや好物の魚料理とレパートリーを増やした。「健康な食事を意識してる。プロテイン(タンパク質)のある良いご飯を意識して作ってます」。先発、救援の両方をこなす男は、慣れないキッチンでも持ち前の対応力を発揮した。

 本職でも、トレーニングに工夫を凝らした。昨季まで在籍したジョンソンが使用していた腕に装着してシャドーピッチングができる袋を使って“投球”を敢行。ブルペンでも変化球含めて約30を投げ、「直球も走ってたし、コントロール良く投げられた」と万全を強調した。

 「退屈と思うことが大事なんじゃなく、何か見つけて、時間を有意義にと思って過ごしていた」。“意識高い系”の背番号75にスキは見当たらない。(遠藤 礼)

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2020年4月30日のニュース