NPBコロナ特例協議 PCR検査で登録抹消、FA取得日数の短縮など

[ 2020年4月16日 05:30 ]

 日本野球機構(NPB)は15日、オンライン会議で協約・ドラフト改定委員会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を受けての「コロナ特例」を協議した。PCR検査を受けるため出場登録を抹消されても、陰性ならば規定の10日間を待たずに再登録可能とし、抹消期間もFA資格日数に加えることや、現在145日のFA取得日数の短縮、トレードや新戦力獲得期限(現行7月31日)の延長などが検討されているとみられる。17日の12球団代表者会議で報告される。井原敦事務局長は「委員会の考えを取りまとめた。(代表者会議に)報告できる範囲での話し合いが行われた」と説明した。

 17日は全12球団の代表者がオンラインで出席する。「(開幕の)日程などについて新たに議案とする予定はない。23日(の代表者会議)になると思う」と井原事務局長。またシーズン143試合から削減が避けられない情勢で、選手の年俸についても議論の余地が残る。今後、選手会との調整も必要となってくるが、17日の会議でも意見交換されそうだ。

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