ソフトB・松田宣 球界外にも広がる“熱男リレーの和”に感謝!「正直ビックリ」

[ 2020年4月16日 05:30 ]

<ソフトバンク自主練習>ランニングする松田宣(球団提供)
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 ソフトバンク・松田宣浩内野手(36)が15日、球界以外にも広がりを見せる「熱男リレー」に感謝した。新型コロナウイルスの終息を願い、10日に自身のインスタグラムで右拳を突き上げる「熱男ポーズ」を投稿。現在は他球団や他競技の選手、芸能人にまで広がりを見せている。松田宣はこの日はペイペイドームで自主練習をこなし、オンラインで報道陣に対応した。

 予想外の拡散に、仕掛け人が一番驚いた。新型コロナウイルス感染拡大を受け、暗いニュースばかりが報じられる日々。そんな中で始まった「熱男リレー」が注目を集めている。松田宣は「プロ野球選手として何ができるかを考えた。“熱男”というシンプルなもので皆さんの心を一つにと。こんなにもつなげてくれて、正直ビックリしています」と振り返った。

 10日に自身のインスタグラムに打倒コロナを掲げながら「熱男ポーズ」をアップすると、あっという間に輪が広がった。チームメートの柳田、今宮、内川らをはじめ、阪神・糸井、西武・山川ら他球団の選手も賛同。武井壮ら芸能人にも広がりを見せる。和田は「武井壮さんが快く快諾してくれたので回させてもらった。全員がコロナウイルスに打ち勝とうというのが伝わってくる」と感謝した。

 「熱男ポーズ」は普段はホームランを放った際に行うパフォーマンスだが、現在は日本を元気づけるポーズにもなっている。自身も控えめな熱男を披露した今宮は「元気や勇気をもらったとかプラスになれば。熱い気持ちを持って、コロナに負けないように戦っていかないと」とさらなる広がりに期待した。

 この日はペイペイドームで自主練習をこなした松田宣は「まずは技術より、もう一回、体を鍛える」と当面は体力強化を中心としたメニューをこなすとした。自宅では昨年までの試合映像などをチェックし「こんなに人が入っていたんだな」と大観衆の前でプレーすることを心待ちにした。

 「(熱男リレーを)やってくれた皆さん、凄いなと。そんなにチェックはしてないですけど、ニュースでも取り上げてくれるのはうれしい。みんなでこういう状況を乗り切りたい」と松田宣。ファンの大合唱の中でポーズを決める日が来ることを信じ、短時間の練習で開幕を見据えていく。

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