北別府さん、コロナ禍影響で骨髄移植延期…自宅に戻る 愛妻手作りマスク行き先決定で「よかったね!!」

[ 2020年4月11日 14:32 ]

北別府学氏
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 広島のエースとして通算213勝を挙げ、1月20日に「成人T細胞白血病」を患い療養に入ることを公表した野球解説者の北別府学さん(62)が11日、自身のブログを更新。愛妻が手作りしていたマスクの行き先が決まったことをうれしそうに報告した。

 北別府さんの妻はこれまでマスクを何枚も手作り。1日のブログでは妻が作った色とりどりのマスクの写真を掲載して「毎日、遅くまでテレビ観ながらチクチクと。赤ちゃんサイズから特大サイズまで。まだまだ沢山作って困っている方に差し上げたいそう」と愛妻の様子を明かしていたが、3日には「家内も色々な方にマスクを差し上げたいと思っている様ですが、あるサイトに載せても載せても削除されるとのこと。マスクの転売か怪しいやつと思われたのかもしれません」とスムーズにことが運ばない現状を残念がっていた。

 だが、この日は「家内がせっせと作っている手作りマスク貰ってくださる先が見つかったそうです」とし「大勢の可愛い子供たちがいる場所」とマスクの行き先を報告。「出来上がりはど素人の作品だそうですがよかったね!!」と妻の頑張りを労い、様々な柄の手作りマスク写真を掲載した。「家内、働きすぎだと心配する事がありますが行き先が決まって本当に嬉しそうでまだまだ足りん!と張り切り出しました」とブログ読者の妻を心配する声に感謝。まだまだ張り切る妻の様子を明かしている。

 北別府さんは当初、今月半ばに骨髄移植を受ける予定で7日に一時退院から病院に戻ったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により骨髄移植がゴールデンウィーク明けまで延期されたことを8日に発表。10日のブログでは「覚悟して最後の入院かと思っていたものの再度、退院。通院しながら延びた移植まで自宅で良い患者を目指します。とにかく感染症に気をつけます」と自宅に戻ったことを報告していた。

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2020年4月11日のニュース