メジャー54勝の実力は本物 ソフトB・ムーア「順調 しっかり仕上げたい」

[ 2020年4月6日 05:40 ]

ソフトバンク2020新“鮮”力Check

ソフトバンクのムーア
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 メジャー通算54勝を挙げた左腕の実力は本物だった。直球は150キロを超え、カーブ、カットボール、チェンジアップを操る。全ての球種が勝負球にもなる。制球を乱すこともなかった。今季からチームに加わったマット・ムーア投手(30)は、3月までのオープン戦で3試合に登板し、8回2/3を投げ無失点と貫禄の投球を披露し「今のところは順調。このまま続けていって、しっかり仕上げたい」と開幕に向け自信を見せていた。

 3月1日の阪神戦で1回無失点、同4日のヤクルト戦では2回2/3を無失点で抑え、工藤監督が「(和田とムーアの)2人に関しては先発で考えている」と早々にローテーション入りを示唆するほどの内容だった。

 思わぬ来日1年目になった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、当初の予定では3月20日に開幕するはずだったシーズンは、早くても5月以降にずれ込んだ。ムーアは「延期は仕方がない」と受け入れ、平常心でトレーニングを積んできた。3月24日には練習試合のオリックス戦に先発予定だったが、練習試合も当面、休止が決まった。オリックスの新外国人・ジョーンズとの「再戦」が流れてしまったが「(ジョーンズは)同じ地区でやっていてよく知っている。ホームランを打たれているしいいバッター」とシーズンでの対戦を心待ちにしている。

 穏やかな性格で、チーム内では「ナイスガイ」の評判。報道陣への対応も含め、温厚な姿勢を崩さないが、マウンドに上がれば闘争心が自然と湧き出る。ローテーションの柱として、どこまで勝ち星を伸ばせるか。(特別取材班)

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