【西武】精密右腕ニールがリーグV3ロックオン 昨季唯一白星なし楽天戦で雪辱なるか

[ 2020年4月6日 05:30 ]

データは勝利の鍵になる ATA+プロ野球2020展望

来日2年目となる西武のニール投手
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 リーグ連覇達成の救世主といっていいだろう。昨季来日1年目のニールは17試合に先発し12勝1敗、防御率2.87。西武投手陣では最多の勝ち星を挙げ、チーム防御率最下位の中にあって存在感を示した。

 勝率は.923と高く、チームのシーズン2桁勝利投手では63年安部和春、92年鹿取義隆の.909(ともに10勝1敗)を抜く最高勝率になった。6月20日中日戦からリーグ優勝を決めた9月24日ロッテ戦までは11連勝をマーク。外国人投手としては史上4人目の最多タイ記録といきなり結果を残した。

 もっとも、昨季の投球回は100回1/3と規定投球回(143回)には届かずじまい。それでも100回以上の防御率ランクをつくると、4位になる。与えた四球はわずか15。9イニング換算の与四球率は1.35と低く、100投球回以上の防御率10傑の中では最少で、制球力の良さが目立った。

 今季も昨季同様の活躍が期待されるが、心配なのが楽天戦の成績。昨季のニールは楽天戦に2試合登板し0勝1敗、防御率7.59とさっぱり。他のパ球団との対戦はオリックス、日本ハム、ロッテが3勝0敗、ソフトバンクが2勝0敗、防御率も全て2点台と安定。唯一手を焼いたのが楽天だった。昨季はチームも楽天戦に11勝14敗と負け越し。今季は雪辱したいところだ。

 ≪優良助っ人「2年目のジンクス」なし≫来日1年目の昨季に11連勝を含む12勝1敗とフル回転。「安定のニール」は今季も健在だ。南郷キャンプ最終日に辻監督から今季の開幕投手に指名され、ここまでオープン戦、練習試合は通算3試合11回1/3で自責4、防御率3.18で指揮官の信頼も不変。練習試合では多彩な変化球に昨季多投しなかったカーブも積極的に加え、打者を困惑させる場面もあった。V3の大黒柱へ。研究熱心な優良助っ人に「2年目のジンクス」はなさそうだ。(西武担当・大木 穂高)

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