巨人・宮本&古城両コーチ「泊まりコミュニケーション」!戸郷ら若手と寝食共にし親睦深める

[ 2020年3月28日 05:30 ]

挨拶に来たメルセデス(右)と談笑する宮本コーチ(撮影・森沢裕)
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 「ひとつ屋根の下」で親睦を図る。巨人の宮本投手チーフコーチが27日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕が延期になっていることを受け「この機会を利用して、寮生とコミュニケーションを取れたらいいかな」と川崎市のジャイアンツ寮に宿泊することを明かした。この日、古城内野守備走塁コーチとともに初めて泊まって寝食を共にし、4月2日も泊まる予定だ。

 宮本コーチ自ら発案。「寮に行ってどんな空気なのか感じて。(育成の)沼田や高田、戸郷とかに“俺が泊まったときに食事してね、逃げんなよ”と言ってある」。メンタルトレーナーのライセンスを持ち、昨季も抜群のコミュニケーション力で投手陣をまとめた「宮本あんちゃん」。開幕ローテーション入りが確実な2年目右腕の戸郷らと同じ釜の飯を食べて、絆を深める。

 1軍は4月4日までは個人調整期間に充てている。この日は坂本や丸、菅野らがジャイアンツ球場で汗を流し、宮本コーチも沢村のブルペン投球などを視察。原監督は31日の2軍のヤクルトとの練習試合を1軍のコーチ陣に指揮させることで戦力を把握し、ファームの選手にとってはアピールの場にすることでチーム力の底上げも狙う。原巨人が開幕までの時間を有効活用していく。(青森 正宣)

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