NPB　コロナ兆候の嗅覚・味覚異常情報を12球団に伝達

セ・リーグの三原理事長（撮影・西海健太郎）
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　阪神3選手の陽性反応を受け、日本野球機構（NPB）は27日、新型コロナウイルス感染症の兆候症状として嗅覚、味覚異常の情報を12球団に伝えた。世間の周知は低く、新型コロナウイルス対策連絡会議の専門家チームからの提言にも含まれていなかった。また今回は選手の陽性が初めてで、開幕前でもあり同時に3人出た。

　提言では陽性者が出た場合は濃厚接触者は自宅待機させる一方で、チーム全体で活動停止する必要はないという認識。阪神の1週間停止には「開幕後は別もので考えると確認した」と三原理事長は説明した。