ソフトバンク・高橋礼&甲斐野 五輪へ完全復活で侍再選出必ず!

[ 2020年3月26日 05:30 ]

軽めのキャッチボールをする高橋礼(撮影・中村 達也)
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 来春のWBC、そして五輪へ。日の丸を背負う意気込みは不変だ。東京五輪の延期を受け、昨秋の「プレミア12」で世界一に貢献したソフトバンクの高橋礼(23)、甲斐野央(24)の両投手が25日、筑後市の2軍施設で報道陣に対応。左太腿裏炎症で調整中の高橋礼は順調な回復をアピールし、結果を出して五輪を目指す考えを示した。右肘じん帯損傷の甲斐野は、まず大観衆での1軍復帰登板を望み、そこからの代表選出を思い描いた。

 昨年の「プレミア12」で高橋礼と甲斐野は決勝の韓国戦でもマウンドを踏んだ。しかし、今はリハビリ組。東京五輪延期決定に、高橋礼は「まず万全で1軍で投げられるように。2軍で結果を出し“使える”というところをみせない限り、使わないと思う。去年と同じではダメ。レベルアップすれば、そのとき元気なら五輪につながる」と2軍→1軍→日本代表再選出の青写真を描いた。

 「プレミア12」では3試合で計12回を投げ、6安打2失点と好投。世界に強いサブマリンとして強烈な印象を残した。宮崎キャンプ中の2月12日、投内連係中に左太腿裏の炎症を起こし離脱したが、経過は順調。この日も約70メートルの遠投をこなした。「急ぐことはせず、ダッシュ系のランメニューを増やし今週中にブルペンに入れたら入る」。4月24日の開幕予定日にこだわらず、5月ごろの完全復帰を目指す。

 一方、同キャンプで右肘内側側副じん帯を損傷した甲斐野は、2月18日に再生医療の一種、「PRP(自己多血小板血漿)療法」注射を受けた。復帰までに全治3カ月と判断された。五輪には、シーズンの好結果から代表入りへつなげるつもり。昨季もチーム最多65試合に登板し日本一に貢献したことで、新人ながら日の丸を背負う栄誉を得た。

 「五輪メンバーに入りたい気もあるけど…。大歓声の中、シーズンで1年間、投げられるのがどれだけ幸せか。今は感じます。いち早く、マウンドに戻っていい影響を与えられるように」

 この日は屋内練習場で約50メートルの遠投。キャッチボールでは相手を座らせての“投球練習”もした。「来週、再来週から強度を上げてブルペンに入れるなら、入って立ち投げからですね」。五輪延期で、完治後のアピール時間は増える。来春予定のWBCが東京五輪前哨戦になる可能性もある。両右腕は慌てず、復帰への歩を進めていく。

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