阪神・原口 3試合ぶりにガンケルとコンビ 制球力信じて好リード

[ 2020年3月26日 05:30 ]

練習試合   阪神0―0DeNA ( 2020年3月25日    横浜 )

<D・神>3投手を巧みにリードした原口(撮影・大森 寛明)
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 好相性を発揮した。阪神の原口が登板3試合ぶりにガンケルとコンビを組み、3回無失点をアシスト。直近2試合で14失点を喫していた助っ人右腕を、巧みなリードで甦らせた。

 「前回2試合をチェックすると、コントロールが良い分、ピンチになった時にストライク、ストライクになって打たれてしまっていると感じた。ボール先行になってもあの制球があれば立て直せる…という風に話し合っていて、その通り、球数を使いながら抑えることができました」

 オープン戦で組んだ2試合では計6回2失点だった。だが、梅野、片山と組んだ後の2試合で乱れたこともあり、コンビを再結成。制球力を信じて四隅を要求し続けた。

 象徴的だったのは3回2死一、二塁で迎えた、オースティンとの第2打席。1ボール2ストライクから内角ストレートを果敢に要求し、見逃し三振に封じた。3回で49球を投げ、2安打1四球無失点。女房役として、ガンケルの自信を取り戻すことに成功した。

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2020年3月26日のニュース