西武・山川は本塁打&森は安打で社会貢献タッグ!本拠や故郷の緑を守りたい!

[ 2020年3月26日 05:30 ]

西武の山川(左)と森
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 西武の山川穂高内野手(28)と森友哉捕手(24)がタッグを組み、プロ入り後初めて試合を通じた社会貢献活動を行うことが25日、分かった。2年連続本塁打王の山川は本塁打、昨季首位打者の森は安打を対象とした基金を設立し、植樹、芝生の養生などの環境美化に役立てる。

 「開幕が(当初の予定通りの)20日でも行う予定でした。でもこういう(新型コロナウイルスの感染が拡大した)感じになって、より一層活動も意味を持つと思います。明るい話題になれば」と山川。昨年10月に火災で正殿などが焼失した地元・沖縄の首里城再建のために500万円を寄付したが、今回は公式戦で1本塁打ごとに1万円を本拠地のある埼玉県の「彩の国みどりの基金」と地元・沖縄の「緑化推進委員会」に寄付する。積立額は半々で18年に47本、19年に43本を放った大砲は今季3年連続本塁打王を狙う。

 森も公式戦で1安打ごとに2500円を「彩の国みどりの基金」と、地元・大阪府堺市の「都市緑化基金と緑の保全基金」に半々で寄付する。「(先輩の)栗山さんたちも(社会貢献)活動を行っている。自分がそれを引き継いでいければと思っている」。昨季は162安打を放ち、首位打者とMVPを獲得してリーグ連覇に貢献。24歳は今季から選手会長にも就任し、責任感は増した。

 4歳差ながら、親友のように仲のいい山川と森。3連覇を目指す西武の両スラッガーは社会貢献に同じ歩幅で踏み出し、新型コロナウイルスの感染拡大で不安が広がる世の中をバットで活気づける。

 【西武ナインの社会貢献活動】

 ★栗山 小児がんの子供と家族を主催試合に招待。小児病棟が必要とする物品の寄贈。

 ★増田 公式戦登板試合ごとに、2万円を新生児集中治療室のある「埼玉県立小児医療センター」「大阪母子医療センター」に寄付。

 ★内海 公式戦登板回数ごとに、ランドセル1個を全国の児童養護施設で生活する新1年生に寄贈。

 ★外崎 公式戦で盗塁を決めるごとに、1万円を所沢市内の「こども食堂」をはじめ、子供の居場所づくり支援のため寄付。

 ★武隈 難病の子供と家族を主催試合に招待。また登板試合、ホールド獲得ごとに1万円を寄付。登板時にチームが勝利した場合は2万円。

 ★栗山&森&今井 知的障がい児や肢体不自由児とその家族の集まり「所沢市手をつなぐ親の会」に、メットライフドーム年間予約席を寄贈。  

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