ヤクルト・中継ぎコンビ復帰登板で明暗 梅野1回3失点、石山1回無失点

[ 2020年3月23日 05:30 ]

練習試合   ヤクルト0―10阪神 ( 2020年3月22日    神宮 )

7回無死、島田(手前)に右越えソロホームランを打たれた梅野(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 コンディション不良で調整が遅れていたヤクルトの中継ぎコンビが復帰登板で明暗を分けた。

 昨年68試合に登板した梅野は7回に登板。2月19日の楽天戦以来の実戦で先頭の島田にソロを浴びるなど1回で3点を失った。試合後には投球練習でフォームを確認し「ボールに力が伝わっていない感じがした。いいときのフォームとボールに戻せるように状態を上げていく」と語った。

 8回は抑え候補の石山が登板。実戦は2月29日の巨人戦以来だったが、最速147キロで1回1安打無失点に抑え「(今後は登板間隔を)詰めていこうかなと思います。試合を積んでいけばいい感覚になるんじゃないかなと思う」と振り返った。

 ともに最下位からの巻き返しに不可欠な存在。今回の開幕延期をプラスに捉え、調整を継続していく。(花里 雄太)

続きを表示

2020年3月23日のニュース