オリ ドラ1・宮城 プロ初登板で自己最速150キロ!堂々3者連続三振

[ 2020年3月21日 05:30 ]

プロアマ交流戦   オリックス0-3大商大 ( 2020年3月20日    オセアンBS )

大商大との練習試合、1イニングを3者三振に仕留めたオリックス・宮城大弥
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 オリックスのドラフト1位左腕・宮城(興南)が、オセアンBSでの大商大との練習試合でプロ初登板し1回無失点。3者連続三振に仕留める快投を披露し上々デビューした。

 「久々の対外試合で良い投球ができて良かったです。半年ぶりですかね、対外試合はU18以来」。球場表示の最速は147キロだったが、「トラックマンでは(自己最速を1キロ更新の)150キロ出ていたと言われました」

 大器を予感させる13球だった。6回に救援。先頭の3番・川中にはすべて直球で、カウント2―2からの146キロで凍りつかせた。4番・福元はチェンジアップで空振り三振。5番・岡沢はスライダー、チェンジアップの2球で追い込み最後はチェンジアップで空振り三振に仕留めた。

 遠征先の仙台で報告を受けた西村監督も、「良いものを持っているとは思っていたし、その中で結果を出してね。何か“持っている”のかもしれないね」と飛躍を期待した。

 2月の春季キャンプではブルペン投球で球数制限するなど長期的な育成を見据え、走り込みなど体作りを徹底。阪神・西純、ロッテ・佐々木朗、ヤクルト・奥川ら同世代のライバルが注目される中、マイペース調整を貫いてきた。「ブルペンに入ったときから、やっと投げられると思いました。自分は自分らしく、焦らず、できればいいと思います」と力を込めた。

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