ソフトB育成右腕・尾形、OP戦11回0封!3年目で支配下登録つかんだ!16日にも正式発表

[ 2020年3月16日 05:30 ]

オープン戦   ソフトバンク6-0広島 ( 2020年3月15日    マツダ )

<オープン戦、広・ソ>先発の尾形(撮影・坂田 高浩)
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 グシャ!無観客のマツダスタジアムに破壊音が響いた。ソフトバンクの背番号120をつけた尾形が、侍ジャパンでも4番を務める広島・鈴木誠に投じたのは、この日最速となる147キロ内角直球。バットを粉砕し、平凡な中飛に打ち取った。

 「4イニング以上投げたのは1年ぶりですが、落ち着いて投げられました。上出来でした」

 先発マウンドに上がり、許した安打は初回先頭の田中広の中前打のみ。同2死一塁で鈴木誠のバットをへし折るなど序盤から右腕をちぎれんばかりに振った。当初の予定は3回だったが、快投を続ける右腕は4回も続投。61球とテンポも良く相手打線を圧倒した。

 勝負の育成3年目に向け、昨年12月には台湾でのウインターリーグで武者修行。心身ともにたくましさを増した右腕は、今キャンプで初めてA組(1軍)に入った。紅白戦や練習試合から好調を維持し、今オープン戦も5試合で計11回を投げ無失点と結果を残した。

 球団はキャンプ期間の実戦からひたむきにアピールを続けてきた右腕の支配下登録を決定。16日にも正式に発表される。育成ドラフト同期で持ち前の長打力をアピールしてきたリチャードも同時に支配下登録される見込みだ。

 工藤監督は尾形について「打者に向かう、投げっぷりがいい」と評価。続けて「シーズンで2~3回を投げられる投手はどうしても必要。いいテストになった」と中継ぎでの開幕1軍も示唆した。  尾形は「ズルズルいったら去年までと一緒。結果だけにこだわる」と力を込める。憧れの投手は同じく育成からエースに駆け上がった千賀。遠くに見える背中を必死に追いかける。

 ◆尾形 崇斗(おがた・しゅうと)1999年(平11)5月15日生まれ、宮城県出身の20歳。学法石川では1年夏からベンチ入りし、2年秋からエースを務めるも甲子園出場なし。17年育成ドラフト1位でソフトバンクに入団。昨季は 3軍戦で25試合に登板し、3勝1敗、防御率1・85。ウエスタンリーグでは1試合に登板。1メートル81、83キロ。右投げ左打ち。

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