無観客試合ならキャンセルの嵐 ホテル悲鳴「腰が砕けそう」

[ 2020年3月5日 05:30 ]

選抜高校野球 無観客試合で開催準備

甲子園球場     
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 地元・兵庫県のホテル関係者は「明日からキャンセルの嵐だろう」と落胆した。ホテルファーストステイ尼崎の大崎聖文支配人は「覚悟はしていたが、無観客開催と聞いて腰が砕けそう。どれだけの痛手になるのか想像もつかない」と沈痛な面持ち。期間中は100室を超えるほぼ全ての部屋に予約が入っていたという。

 大会中、甲子園球場で校名入りのグッズを販売するシャープ産業(本社・神戸市)は「こちらでは今後の販売に関して勝手に判断はできないので、主催者さまの連絡を待ってからの対応になる」とした。

 ○…主催する毎日新聞社と日本高野連によると、昨年の第91回大会では入場料が3億2828万1435円、物品販売等の収入が394万7949円あり、収入合計は3億3222万9384円。対して支出は大会費の1億1277万5019円が最多で、ほかに大会準備費や出場選手費、本部運営費、各団体への助成金などを加えて合計2億4148万8313円だった。

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2020年3月5日のニュース