阪神・ガンケル 日本一軍団斬りで開幕ローテ入り当確!矢野監督「安定感あるよね」

[ 2020年3月2日 05:30 ]

オープン戦   阪神1―4ソフトバンク ( 2020年3月1日    ペイペイD )

<ソ・神>3回1失点の投球を見せたガンケル(撮影・大森 寛明)
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 阪神・ガンケルが「日本一軍団斬り」で開幕ローテ入りを決定的とした。オープン戦2度目の先発は難敵・ソフトバンク相手に3回2安打2失点。初回にバレンティンに2ランこそ浴びたが、左右に自在に投げ分ける制球力を発揮し、矢野監督に「安定感あるよね」と当確ランプをともされた。

 「今日は緩急、変化球を中心に考えていて、それがうまく投げられたと思う。1イニング目に浮いてしまったところはあるけど、2、3イニング目は自分の取り組みたかったことがうまくできた」

 剛腕ではなく、技巧派とも言えない。自慢の制球力と頭脳的な配球で、しっかりと試合をつくることこそが、この新助っ人の1番の持ち味だ。初回2死一塁から、珍しく失投となったスライダーをバレンティンに左翼スタンド中段に運ばれても、慌てず騒がず。以降もテンポ良くアウトを積み重ねた。

 「ホームランは投げた時にちょっと体が先行してしまって、リリースが遅れて浮いてしまった。その失敗から学べることもいろいろある。幸いにも練習試合はカウントされないので、シーズンに向けていい糧になる」

 この日特に有効だったのが、左打者内角のボールゾーンからストライクに戻ってくるような直球だ。メジャーで「フロントドア」と呼ばれる球で、2回先頭の栗原を見逃し三振に仕留めた。

 「自分の武器の一つ。僕のリリースポイントは、特に左打者には遠くからそのまま体に向かってくるように見えるんだ。球の性質的にシュートするので、左打者にはすごく有効な球だと思う」

 矢野監督も「あまり日本の投手には少ないような球。これから貴重な球になるんじゃないかな」と注目。メジャー経験はなくても、投げる度に評価を上げる知的な右腕が、先発ローテの柱の一人になるかもしれない。(山添 晴治)

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