阪神・スアレス 開幕ローテ急浮上!古巣相手に3回1失点3K 矢野監督「先発もしてくれるとありがたい」

[ 2020年3月2日 05:30 ]

オープン戦   阪神1―4ソフトバンク ( 2020年3月1日    ペイペイD )

<ソ・神>2番手で登板し3回1失点のスアレス(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 阪神の新外国人ロベルト・スアレス投手(29)が開幕ローテーション候補に急浮上した。前日に引き続き無観客試合として行われた1日の古巣ソフトバンクとのオープン戦(ペイペイドーム)に4回から2番手として3イニングを投げ、最速157キロの速球を軸に1安打1失点の好投。矢野燿大監督(51)が「ありえる」と、先発起用の可能性を示唆した。

 4回から2番手で出てきたスアレスがまたぐ、そして、もう一度回をまたぐ…。先発のガンケルと同じ3イニングを投げて1安打1失点。この日が29歳のバースデー登板。最速157キロを武器に昨年まで在籍したソフトバンク打線をねじ伏せた。

 「全体的に良かったけど、メカニック的な部分でコントロールをもう少し良くできる。やってほしい役割を果たせるように準備していくだけさ」

 4回に四球と二塁打で1点を失ったものの、なおも無死三塁からは栗原、甲斐、牧原に2点目を許さなかった。5回は先頭のリチャードを高め155キロで空振り三振、続く周東は内角153キロで見逃し三振に封じるなど豪快にねじ伏せたかと思えば、グラウンド整備を挟んだ6回は中村晃、バレンティン、松田宣の中軸3人をいずれも変化球で打ち取った。

 さも当然のように仕事を片付けると、悲鳴を挙げたのは自軍のボスの方だった。といっても矢野監督にはうれしい悩みだが…。
 「(起用法を)俺もまだ決められなくて…。こっちの都合で長いイニングを投げてもらっていたら、先発というのもありえるしね。逆に言うと中(継ぎ)で、長いところ(イニング)もあるし」

 開幕まで19日に迫ったこの時期に急浮上した先発ローテーション入り。中継ぎを基本線としてキャンプインしたが、外国人枠の問題などで当初の構想から少し変わってきたという。6枠ある先発枠の事情も関係してくる。開幕投手が決定している西勇、そして当確組の高橋、ガンケル、青柳…。残り2枠を岩貞、藤浪、中田、秋山らが争っているが、そこにスアレスが力でねじ込んできた構図だ。

 仮にガンケルを2カード目(対DeNA、横浜)に起用した場合、開幕カードの外国人枠はセットアッパー最有力のエドワーズと、野手3人、あるいは野手2人プラス投手あと1人という選択肢がある。「外国人枠を考えると、先発もしてくれるとありがたい」と矢野監督。登録と抹消を繰り返せる先発の方が限られた枠をフル活用できるというわけだ。

 16年には26ホールドを挙げ、昨年は6度の先発経験もある。先発でも中継ぎでもOKのこの男が、球団最多助っ人8人態勢を最大限に生かせる武器となる。(巻木 周平)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年3月2日のニュース