巨人・戸郷 開幕ローテほぼ確実!!5回6Kで11イニング連続無失点 桑田以来の快挙へ

[ 2020年3月2日 05:30 ]

オープン戦   巨人2―3ヤクルト ( 2020年3月1日    東京D )

<巨・ヤ>初回無死一塁、山田哲の内角を攻める巨人先発の戸郷(撮影・篠原岳夫)
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 堂々の「当確ランプ」だ。巨人の2年目右腕・戸郷翔征投手(19)が1日、ヤクルトとのオープン戦に先発。最速151キロの直球と、昨季までの同僚で現ブルージェイズの山口俊投手(32)直伝のフォークを軸に5回を2安打無失点、6奪三振に抑えた。これで実戦11イニングを連続無失点。球団では87年の桑田真澄以来となる、高卒2年目以内での開幕ローテーション入りをほぼ確実にした。

 フォークの仕上がりを試すには十分すぎる相手だった。初回2死。打席に日米通算2365安打を誇る青木を迎えた。フルカウントからの7球目。戸郷は135キロのフォークをワンバウンドさせ、空振り三振を奪った。

 「今年はフォークにも自信が出てきた。シーズンを通して、しっかりと投げて三振が取れるようにしたい」

 1月、山口の沖縄自主トレに同行。「たくさんのことを学ばせてもらった」。その一つが同球種。「アドバイスをもらって。そこから落ち方も変わってきていい感じに来ている」。具体的な握りなどの技術面ではなく、教わったのは思考だ。

 「脳で考えてる部分とかイメージを聞いたり。自分の感覚と照らし合わせながらやった」。キャンプのブルペンでも投げる割合を増やし、磨いた。3回には中村、5回はこの日、唯一の得点圏に走者を背負った場面で外角に落とし、吉田成を空振り三振に斬った。

 1軍デビューした昨年は最速154キロの直球とスライダーが主体。だが、この日は全69球中、14球をフォークに割いた。進化した組み立てに、宮本投手チーフコーチは「山口俊2世というか、そこまでなってくれたら」と絶賛。原監督は「非常にいい位置にいる」と話すにとどめた開幕ローテーション入りについても、同コーチは「(菅野の次の)2本目に入ってくるくらい。そう(ローテ入り)でしょう」と明言した。

 実戦4試合で11回を無失点。次回は中6日で8日の阪神戦(甲子園)が有力で、100球をメドに先発する。「回が落ちるごとに精度が落ちるので、落ちないように。フォークを減らすのではなく、トレーニングでカバーしたい」と戸郷。切れ味鋭く落ちるフォークとは好対照に、右腕への評価は投げるたびに上昇している。 (川手 達矢)

 ▼ヤクルト・青木(初回に三振)ボールに力がある。(フォークは)落差があった?そうね。シーズン前に対戦できて良かった。

 ▼ヤクルト・中村(3回に三振)あのフォークは厄介。ストンと落ちた。フォークを意識すると力のある真っすぐがドーンと来る。

 ▼ヤクルト・吉田成(5回に三振)去年ファームで対戦したけどフォークは初めて見た。かなり良かった。

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