広島ドラ1・森下 満点快投で開幕ローテほぼ当確!開幕の相手・中日斬り 3回零封2K

[ 2020年3月2日 05:30 ]

オープン戦   広島8―2中日 ( 2020年3月1日    ナゴヤD )

<中・広>2番手で力投する森下(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 完璧な予行演習となった。広島のドラフト1位森下が1日の中日戦で5回から登板。開幕第3戦の先発が有力視されるが、その相手となる竜打線を3回1安打無失点に抑えた。

 「一球一球、しっかりと指にかかって投げ切れていたと思います。シーズンに入っていくので、準備をしっかりしていきたい」

 6回1死一塁では前日に本塁打を放つなど好調の4番ビシエドと対決。カウント2―2からこの日最速の150キロの直球でファウルにすると、最後はフルカウントから8球目のカットボールでタイミングを外し平凡な遊飛に打ち取った。2回2失点だった22日のヤクルト戦からきっちり修正した。

 「大事なところで浮いてしまうところがあったので、そこをしっかりしたい。今日は一球一球『シーン』となっている状態で、観客が入ると応援の声も入ってくると思うので、そこでどう投げられるか」

 無観客試合の洗礼にも動じず、先を見据えて細かい課題をつぶそうとする姿が頼もしい。佐々岡監督も「確定とは言えないけど、結果を出しているからね」とすでにほぼ決定的な開幕ローテ入りに改めて太鼓判を押した。次回登板は8日の西武戦(マツダ)が濃厚で、松坂との投げ合いも予想される。(北野 将市)
 

続きを表示

2020年3月2日のニュース