阪神・井上「ダメな部分が見つかった」 新人初キャンプ総括・野手編

[ 2020年2月27日 11:02 ]

阪神 新人初キャンプ総括・野手編

2軍練習試合の2回、無死、バットを折りながら、左越えに本塁打を放つ井上(撮影・成瀬 徹)       
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 高知・安芸で行われていた阪神2軍の春季キャンプは26日に打ち上げられた。新人8選手全員は約1カ月過ごした初めてのキャンプで何を思ったのか。彼らの最終日の声をまとめた。

 ○井上…15日の四国銀行戦でプロ初打席初球本塁打、23日の西武戦ではバットを折りながらのアーチを放つなどその類いまれな長打力をいかんなく発揮。それでも「自分の足りない部分やダメな部分が見つかったキャンプだった」とまだまだ課題がたくさんあることを本人は自覚している。

 29日からの福岡遠征にも帯同予定で「これからも試合がある。一流の選手に早くなれるように、焦らずに一つ一つやっていきたい」。未来の4番打者へ、着実に歩を進める。

 ○遠藤…キャンプ中の実戦では21打数7安打、打率・333で「自分が想定していたよりも結構打てたかなと思う」と一定の手応え。「これからいろいろなタイプの投手と対戦していく。フォームをしっかり固めていきたい」とさらなるアピールを誓った。

 24日の四国IL・高知との練習試合では二塁、遊撃の位置でそれぞれ1失策を記録するなど守備はまだまだ発展途上。キャンプ中は高代延博2軍チーフコーチや平野恵一2軍内野守備走塁コーチからの連日の密着指導がおなじみの光景だった。「目に見えて守備が一番ダメだったので。そこをシーズン中にどうやって鍛えていくかが、これから大切になってくる」。走攻守三拍子揃った内野手を目指し、課題に取り組んでいく。

 ○藤田…山田勝彦2軍バッテリーコーチの下、捕手としての基礎力を上げることに集中したキャンプだった。「投手の球の質とか、そういう部分で高校とは全然違う。それについていくので精いっぱいなので、これからは自分が引っ張っていけるように努力して、先輩たちに追いつけるようにやっていきたい」。

 キャンプ中の実戦でスタメンマスクを被ることはなかったが、代打として6打数2安打と打撃でも存在感。練習を視察した掛布雅之HLTからも「実戦向きの打撃をしている。面白い」と言わしめた。

 ○小野寺…初実戦となった11日のJR四国戦で2安打1打点、続く15日の四国銀行戦でも2安打3打点。平田2軍監督からも「パンチ力があるしバットコントロールもいい。ハングリーさが伝わってくる」と称された男はキャンプ全体を通して存在感を放ち「達成感がすごくあります」と充実した表情。本職は外野ながら可能性を広げるべく、一塁や三塁の守備にも就いた。

 今後に向けては「バックスクリーンに放り込める力をつけて、キャンプでずっとやってきた下半身で飛ばす意識を忘れずにやっていきたい」。目指すのは支配下登録ではなく、その先の活躍だ。

 ○奥山…9日に右膝付近の違和感を訴えてからは別メニューで調整。「当初予定されていた実戦的な練習をすることはできなかったですが、フィジカル面や精神面を見つめ直すいい期間でしたし、成長できたキャンプ期間でした」と下を向くことなく振り返った。

 現在は屋外でダッシュを繰り返すなど徐々に調整は進んでいる。「実戦にはまだ時間がかかると思いますが、最高の状態で戻れるようにしたいと思います」と逆襲を誓った。 

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