秋山、デビュー2戦連続安打 大谷との日本人対決は6歳上“後輩”に軍配

[ 2020年2月27日 02:30 ]

オープン戦   レッズ3-7エンゼルス ( 2020年2月25日    テンピ )

3回の第2打席で内野安打を放ったレッズの秋山(AP)
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 レッズの秋山翔吾外野手(31)が25日(日本時間26日)、エンゼルスとのオープン戦に「1番・左翼」で先発出場し、第2打席で投手強襲の内野安打を放った。新人選手への「洗礼」ともいえる球審の広いストライクゾーンに困惑しながら結果を残し、デビューから2試合連続安打。「4番・DH」として今オープン戦に初出場したエ軍の大谷翔平投手(25)の前で意地を見せた。 

 追い込まれてから、安打製造機の本領を発揮した。3回の第2打席。秋山はカウント2―2から、左腕スアレスの外角低めのチェンジアップに対し、バットのヘッドを残して食らいついた。投手のグラブをはじく内野安打。2戦連続安打に、安どの表情を見せた。

 「ああいう汚いヒットでも(塁に)出ていくのは、やっていかなければいけないこと。ヒットになった分、少し気が楽になった」

 初回の第1打席は、見逃し三振。高めのボールに見える2球をいずれもストライクとコールされた後、2―2から外角ツーシームに見逃し三振。新人に対し、審判が厳しい判定をするのはメジャー特有の通過儀礼でもある。しかし、秋山は「ああいうこともあるんだと思うしかない。打てないボールは手を出さない。今日は徹底して逆にできた」と冷静。気持ちをリセットしつつ「簡単に2打席目も終われないという意地もあった」と求めていた結果につなげた。

 守備では慣れ親しんだ中堅ではなく、左翼で初出場。2回には中堅アキーノが声を掛けたため譲った左中間への飛球が二塁打になった。「僕が一瞬でも早く声を出せていれば捕れたかもしれない」と反省し、続くトラウトのフェンス際の飛球は背走して好捕。こちらも結果で示した。

 大谷とは米国の舞台で初対決。年齢は6歳上だが、大リーグのキャリアでは自身が後輩だ。同じ打者としては「期待を裏切らないバッター。怖さもあるし、足も使える。ただの二刀流とか、そういうレベルじゃない」と分析し、「ファンの声援を聞けば、どれだけ信頼され愛されているかを感じた。これから自分がどうしなきゃいけないかを再確認した」と刺激を受けた。リードオフマンとして期待される31歳のルーキーが、日本人対決を経て、決意を新たにした。(テンピ・柳原直之、笹田幸嗣通信員)

 《OP戦2戦連続安打は秋山で4人目》 移籍1年目の日本選手でオープン戦初出場から2試合連続で安打を記録したのは01年イチロー(マリナーズ)、03年松井秀喜(ヤンキース)と今年の筒香(レイズ)、秋山の4人だけ。イチローは3試合目、松井は4試合目で無安打に終わっており、秋山と筒香が次戦で打てば松井に並ぶ最長となる。

 《8・1レイズ戦で秋山の人形プレゼント》 レッズは球団の公式ツイッターで、今季のホームゲームで来場者へのプレゼントとして秋山の首振り人形を追加したと発表した。筒香が所属するレイズと対戦する7月31日(日本時間8月1日)の試合で配布する。

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