ソフトバンク・晃&長谷川を忘れるな!!打撃職人が苦手ロッテ攻略に連打

[ 2020年2月26日 05:30 ]

練習試合(特別ルール)   ソフトバンク2―1ロッテ ( 2020年2月25日    アイビー )

6回2死一塁、右翼線適時二塁打を放つ中村晃(投手・益田(撮影・岡田 丈靖)
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 当然、俺たちもいるぜ――。ソフトバンクは25日、開幕カードで対戦するロッテと練習試合を行い、2―1で勝った。中村晃外野手(30)が決勝先制適時打、長谷川勇也外野手(35)も適時二塁打で続いた。昨季8勝17敗と大きく負け越した苦手相手の“前哨戦”で、ともに最多安打タイトルを持つ「いぶし銀」の打撃職人が活躍。し烈な実戦サバイバルの中、シブく輝いた。

 「球春みやざきベースボールゲームズ」としての3連戦初戦。2人の打撃職人は試合後、少しだけ口角を上げ、してやったりの表情で帰宿バスへ乗り込んだ。「打球が良かったと思う。徐々に微調整はしますけど結果を出すだけですね」と中村晃。長谷川も「一発で仕留められたのは良かったし、何よりもキャンプをしっかりとできたのが一番。体も動けているしシーズンに向けて自信になる」と笑みを浮かべた。

 0―0での6回2死一塁。「3番・左翼」で出場の中村晃が均衡を破った。ロッテ3番手・益田から、141キロの内角直球をライナー性で右翼線へ運ぶ先制の決勝適時二塁打。今キャンプ紅白戦3試合で8打数無安打だった男が、開幕前哨戦で実戦初安打を放ってアピールした。

 すると、長谷川も続いた。2打席凡退のバレンティンに代わって4番・DHで途中出場。140キロ直球を振り抜き、右翼フェンス直撃の適時二塁打。9回1死でも内野安打で、マルチ安打だ。

 工藤監督は「試合の中で投手に合わせるのがうまいし、一本欲しいところで出してくれる。さすがだな、と」と中村晃を称賛。「今年はよく走れている。今季に懸ける思いが伝わってきている」と長谷川にも期待を寄せた。

 バレンティンの加入で、外野手定位置争いは激戦。一方でグラシアルとデスパイネはキューバ代表招集で開幕カード欠場が濃厚。上林は、この日、発熱で欠場した。柳田実戦復帰は29日の予定。今が、定位置争いで先行するチャンスだ。

 13年に最多安打と首位打者に輝いた長谷川。1月6日の始動一番乗りで筑後入りしマシン打撃を続けた。「振るのは感覚ではない。振る筋力を付けるトレーニングの一環」と好感触は体に染み付いている。14年最多安打の中村晃は今オフに栄養士と契約し食事から改善。「飛ばすのではなく強い打球を意識する」と振り込んできた。

 「キャンプでのサバイバルで結果がなければ筑後(2軍)で開幕もある。覚悟を持って挑んで行きたい」と中村。シブい一打でライバルにも、敵にも簡単には負けない。

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