広島・小園、3安打&1号も出た!!「開幕遊撃」“一騎打ち”広輔に負けん!「結果を残してやろうと」

[ 2020年2月25日 05:30 ]

オープン戦   広島9―8巨人 ( 2020年2月24日    沖縄セルラー )

<巨・広①>7回無死、小園はソロホームランを放つ(撮影・森沢裕)
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 広島・小園海斗内野手(19)が24日、巨人とのオープン戦(那覇)で1号を含む3打数3安打2打点の活躍でアピールに成功した。低調だった打撃がようやく復調気配を示し、後れを取っている田中広との「開幕遊撃争い」に向け、反撃態勢を整えた。

 3回の守備からライバルの田中広と入れ替わりで遊撃に入ると、期待される打撃で主役の座をつかんだ。この日初打席だった4回、先頭で桜井の速球をライナー性で右前に運ぶと、7回には一発が飛び出した。1ボールから高田の真ん中にきた143キロを迷うことなく強振した打球は弾丸ライナーで右翼席に飛び込むオープン戦1号。1点リードの9回1死二塁は1ボールから鍵谷のフォークを右中間へ適時二塁打し勝利を引き寄せた。

 「前の試合まであまり良くなかった。絶対に打つという気持ちと、結果を残してやろうという気持ちでした」

 この日の3安打でオープン戦3試合を含む今春対外試合7試合は23打数6安打で打率・261も、試合前は打率1割台と低調だった。オープン戦3試合全てで遊撃先発を田中広に譲り、一騎打ちの構図だった定位置争いから後退していた。

 「悔しい気持ちはあります。でも、途中からでも出してもらっているので全力でプレーするだけです」

 選球眼の向上を目指し、昨秋から打席の立ち位置を投手側から捕手側最後方に変更した。ただ、球を見極めようとする意識が積極性を奪う形となり、朝山打撃コーチから「全球振りにいく中で見逃すのかを判断しよう」と助言を受けた。この日は3打席全て第1ストライクを振り、本塁打と二塁打は第1ストライクを仕留めた。

 「前の試合までは追い込まれて受け身になっていました。積極的に振りにいく中でボール球に手を出さずに見逃せたのもよかった」

 首脳陣は打席数を増やすべく二塁や三塁でも出場させるが、遊撃を競わせる基本方針は不変。佐々岡監督も「いろんなポジションを守らせているけど、打力でアピールしてほしい」と話す。

 ドラフト制以降、球団の高卒2年目までの選手が開幕遊撃で先発したのは2000年の東出輝裕(現2軍打撃コーチ)のみ。「もちろん遊撃のポジションを取れるようにしたいです」。高らかに鳴らした逆襲の号砲は、田中広にも届いはずだ。(河合 洋介)

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