広島・田中広“一体感キャンプ”強調 若手と積極コミュニケーションで経験伝える

[ 2020年2月1日 05:30 ]

広島・田中広
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 1次キャンプ地となる宮崎・日南入りした広島・田中広は“一体感キャンプ”をテーマに掲げた。選手会長として迎える初のキャンプを目前に控え、「一体感を大事にしながらやりたい。それを最後まで貫くことが大事。ブレないようにしたい」と意気込んだ。

 1軍には新人の森下(明大)、小園ら16年からのリーグ3連覇を経験していない選手も参加。「(当時は)自己犠牲できる選手が多かった。若手は自分のことで一杯一杯になるけど、自分のことだけではいい方向にはいかない。僕たちが伝えていきたい」と若手とのコミュニケーションにも一役買う構えだ。

 自身は8月に受けた右膝手術からのリハビリ段階。それでも、選手会長としての責任感から、温暖な沖縄を拠点とする2軍スタートを選択しなかった。「足の具合は順調」とし、全メニューを消化するかは当日の状態を慎重に見極める方針。佐々岡監督からは「選手会長としてチームを引っ張ってほしい」と期待された。(河合 洋介)

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2020年2月1日のニュース