スポニチ担当記者が選ぶ今年のイチ推し!パ・リーグ編

[ 2020年2月1日 05:30 ]

西武・愛斗
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 ◆西武・愛斗(5年目)

 ≪ポスト秋山へ≫5年目の22歳は、レッズに移籍した秋山が抜け、外野手争いに名乗り。昨季は12試合の先発を含め自己最多42試合に出場。18年の2試合から飛躍した。パンチ力もあり初本塁打にも期待。辻監督からも名が挙がる若獅子は、ブレークすれば名前の通り愛される存在に。(大木 穂高)

 ◆ソフトバンク・杉山 一樹(2年目)
 ≪大型右腕自信≫重たい球質の直球とスライダーが武器の大型右腕。千賀に同行した自主トレでは新しいフォームづくりに着手し、手応えを得た。2年目の今季は「今年は勝負の年。チームの戦力として貢献したい。ポジションは何でもいいので任されたところでやるだけ」と意気込む。(川島 毅洋)

 ◆楽天・藤平 尚真(4年目)
 ≪先発ローテへ≫4年目で先発ローテーション定着を目指す。16年ドラフト1位で入団した期待の右腕だが、昨季は3試合で0勝1敗、防御率10.38。潜在能力の高さは誰もが認めるところ。将来のエース候補として、岸や則本昂に次ぐ存在として持ち前の才能を開花させたい。(重光 晋太郎)

 ◆ロッテ・安田 尚憲(3年目)
 ≪ヤクルト村上に続く≫昨季はイースタン・リーグで本塁打&打点の2冠に輝いた和製大砲。徹底的に2軍で実戦経験を積み、勝負の3年目となる。「開幕スタメン」「レギュラー奪取」「新人王」を目標に掲げる。機は熟した。先にブレークしたヤクルト・村上に負けないような成績が期待される。(横市 勇)

 ◆日本ハム・田中 瑛斗(3年目)
 ≪152キロ直球武器≫最速152キロの直球が武器の3年目右腕。昨季2軍で18試合に登板し、0勝11敗、防御率5.85で、11連敗はイースタン・リーグのワースト記録も、将来性を期待されて最終戦で1軍デビュー。プロ入り後2軍の計28試合で白星がないが、今季の飛躍が期待される。(東尾 洋樹)

 ◆オリックス・太田 椋(2年目)
 ≪守備にも定評≫1軍メンバー初抜てきの高卒2年目18歳に、飛躍の予感が漂う。パンチ力ある打撃に守備にも定評があり、西村監督が正遊撃手候補・安達のバックアップ1番手に指名するなど期待値は高い。昨春の教育リーグで死球を受け右手を骨折し出遅れたが、好素材が巻き返す。(湯澤 涼)

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