スポニチ担当記者が選ぶ今年のイチ推し!セ・リーグ編

[ 2020年2月1日 05:30 ]

巨人・北村拓己
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 ◆巨人・北村 拓己(3年目)

 ≪正一塁手獲り≫原監督がスタッフ会議後、正一塁手候補に挙げた3年目。1軍では無安打ながら昨季はイースタン・リーグ1位の出塁率.414を記録。オフは坂本の沖縄自主トレに参加し打撃にパンチ力が加わった。阿部2軍監督が昨季まで守った一塁で一気にブレークする可能性秘める。(神田 佑)

 ◆DeNA・伊藤裕季也(2年目)
 ≪和製大砲候補≫和製大砲候補が2年目の飛躍を狙う。昨季は8月に初スタメンで2本塁打と片りんを見せオフは台湾ウインターリーグで成長。昨年より6キロ減でシャープになった顔は精かんさが増した。初のキャンプ1軍スタート。持ち前の打撃で猛アピールし一気に定位置をつかむ。(町田 利衣)

 ◆阪神・高橋 遥人(3年目)
 ≪左のエースへ≫3年目左腕が初の1軍キャンプスタートだ。未完の大器として入団するも左肩不調の影響などもありプロ2年間では5勝。しかし最速150キロを超える威力ある直球は魅力十分で大きな可能性を秘めた逸材だ。先発ローテーション入りだけでなく左の柱としても期待。(山本 浩之)

 ◆広島・中村 奨成(3年目)
 ≪大器勝負の春≫初の1軍スタートをつかんだ。17年夏の甲子園で1大会最多の6本塁打を放つもプロ2年間で1軍出場なし。1軍捕手を5人に増員したのは中村奨の実力を見極めるためと言っていい。2次キャンプ地の沖縄行きメンバーに残れるか。スター候補の今後を占う春になる。(河合 洋介)

 ◆中日・梅津 晃大(2年目)
 ≪直球威力十分≫本格派右腕が開幕ローテーションを狙う。昨季は右肩の故障で出遅れたが、後半戦に4勝し頭角を現した。今季は「1年間投げ抜き、2桁勝利」と目標を掲げる。1メートル87から投げ下ろす直球は威力十分。大野雄、柳に続く3番手どころか右のエースに躍り出る可能性大だ。(徳原 麗奈)

 ◆ヤクルト・高橋 奎二(5年目)
 ≪2桁勝利期待≫昨季4勝した先発左腕。昨年まで上原浩治(元巨人)と自主トレを行ったが、このオフは独り立ち。ジムで下半身を鍛え抜きヒップは2センチアップの101センチ。フォームの安定に成功した。2段モーションも取り入れ、テークバックも小さくするなど進化。2桁勝利を期待。(黒野 有仁)

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