西武・中村 故障後初の打撃練習で快音 OP戦から合流も

[ 2020年1月26日 05:30 ]

右ふくらはぎ痛発症後、初めてマシンでの打撃練習を行った西武・中村
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 右ふくらはぎの張りでキャンプB班(2軍)スタートとなる西武・中村が辻監督が視察する中、故障後初めて埼玉県所沢市内の室内練習場でマシンの打撃を行った。

 キャッチボール後、約1時間バットを振り込んだ中村は「そんなに力を入れて振ってない。2割くらい」と控えめだったが、「全然駄目」と冗談めかして言う右脚の状態を気にするそぶりもなく、快音を響かせた。

 新人合同自主トレのチェックに訪れた辻監督も昨季打点王の状態をしっかりチェック。「見た限り全然大丈夫そう。いけるイメージが湧いてきた」と話した。13日の故障発覚直後は「中村がいないと痛い。開幕(3月20日)に間に合えばいい」と慎重な態度を示していたが、この日の動きを見て「投げるのも普通。(3月6日のオープン戦の)広島戦くらいから(1軍に)合流できるんじゃないか」と見通しを上方修正した。

 キャンプは高知で行われるB班で調整に専念する。指揮官の発言を伝え聞いた中村は「まだ走る心配もあるし今月はこんな感じ」としながらも「2月に入ってから極秘練習を始めるよ」と明るい表情で話した。 (大木 穂高)

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2020年1月26日のニュース