大分商23年ぶりセンバツ 8強超え必ず!エース・川瀬 150キロ超え誓う

[ 2020年1月25日 05:30 ]

第92回選抜高校野球大会出場校発表

甲子園出場が決まり帽子を投げ喜ぶ選手たち(撮影・中村達也)
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 思わず表情を崩した。午後3時40分過ぎ。センバツ出場の吉報が大分商(大分)に届き、エース川瀬堅斗(2年)は「やっとという気持ちと、うれしさがある。跳んで喜びたいし、ダッシュでグラウンドを一周したいくらいの気持ちです」と喜びをかみしめた。

 最速147キロの今秋ドラフト候補に挙がる大型右腕。ソフトバンクでプレーする川瀬晃を兄に持つ剛腕は「投手として甲子園で150キロを出したい。チームとしては8強以上を目指したい」と力を込めた。97年以来23年ぶりのセンバツ出場。春夏計20度の出場を誇る大分商は甲子園ではベスト8が最高で、歴史を塗り替えることを誓った。

 夢の甲子園出場。2年前を思えば、考えられない目標だった。中学3年時の10月、交通事故に見舞われ、頭蓋骨骨折の大ケガを負った。緊急手術を受け、入院生活は45日間に及んだ。父・保生さん(63)は「病院の先生からは激しいスポーツはできないだろうと言われていたので、奇跡だと思います」と感激した。

 冬場は朝7時から走り込みとトレーニングを重ね、体重は2キロ増の84キロになった。紅白戦では140キロを超える直球を投げ込み「2月中旬から投げ込んでいく。暖かくなれば(球速は)出ると思う」と自信を見せた。渡辺正雄監督は「川瀬を中心にしたディフェンスのチームだが、甲子園では打撃がないと勝てない」と打力アップを鍵とした。

 「監督のため、先輩のために。ベスト4くらいまで行って、大分県民に勇気や希望を与えたい。感謝の気持ちを忘れずにやりたい」と川瀬。150キロの大台をクリアし、主将としてもチームをけん引する。

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