阪神・伊藤隼「刺激もらってる」独立L選手と自主トレ

[ 2020年1月23日 19:59 ]

独立リーグの選手たちと汗を流す阪神・伊藤隼(撮影・遠藤 礼)
Photo By スポニチ

 阪神の伊藤隼太外野手(30)が23日、姫路市内のウインク球場で自主トレを行った。後輩の中谷、長坂だけでなく独立リーグの現役選手も練習パートナーに汗を流しており、“ハングリー精神”を増幅させ逆襲のシーズンに臨むつもりだ。

 「僕は甘やかさないので。独立リーグの子こそ、僕たち(プロ)よりやらないといけない。人に言うなら、自分もやらないとけない。自分にもプレッシャーをかけれるので。やっぱり(プロを目指して)ギラギラしたものがあるので刺激をもらってますね」

 この日は昨年、四国IL・愛媛に所属した杉安浩投手(22)、同高知の小川智史投手(23)、同香川の宮脇廉捕手(19)、昨年BC福井の澤端侑内野手(22)の4人が参加。午前中から独立の選手を引っ張るように、サーキットメニューなどハードな練習を消化した。

 勝負の1年であることは間違いない。昨年は入団以来初めて1軍での出場なしに終わり「気づけばね…30、31歳。後輩の方が多くなってね。毎年勝負ですけど、後がないですし。背水というか、常に危機感を持ちながらやっていく」と厳しい表情。強い意気込みを表すように、姫路でのトレーニングは濃密だ。

 朝9時のアップに始まり、8種目のサーキットを2セット、アジリティーに特化したランメニューなど午前中はグラブもバットも握らない。豊富な練習メニューは本人いわく「寄せ集め」。師事したトレーナーに作成してもらったもの、かつて合同自主トレを行っていた慶大の先輩である高橋由伸氏の取り入れていたトレーニングも組み込んでいる。

 「体がへたったら練習できないので今は追い込んでます。良い形でキャンプに入れると思います」

 この日は生憎の雨模様で室内となったが、午後からはバットを振り込む。「よりインパクトに力を集約できるような体、バットの使い方にチャレンジしてます。毎日動画を撮ってチェックしながら。(上半身と下半身の)連動の中で力が抜けてしまってるとか、感覚と映像のズレが生じるので、それをチェックして」。屋外での打撃では「強い、速い打球になってきた」と手応えも深めつつある。

 「スタートは代打だと思う。チームに必要ならそこを全うしないといけないけど、野球選手である以上、少しでも多く試合に出てナンボ。そこはブレてはいけない。規定打席にいきたいですね。規定いけば数字も付いてくると思うので」。

 11年ドラフト1位も30歳になり、強い危機感と自身への期待がせめぎ合う。伸るか反るかの1年へ、悔いのない準備を整えている。(遠藤 礼)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「野村克也」特集記事

2020年1月23日のニュース