阪神・矢野監督 “因縁”ある同級生、高津監督にメラッ!「年上の人とやるのとは気持ちは違う」

[ 2020年1月23日 05:30 ]

12球団監督会議に出席する阪神・矢野監督(撮影・尾崎 有希)
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 阪神の矢野燿大監督(51)が22日、都内のホテルで開かれたプロ野球12球団の監督会議に出席。3月20日の開幕戦の相手、ヤクルトの高津臣吾監督(51)に対抗心を燃やした。同い年で、現役時代から何度もしのぎを削ってきた間柄。昨秋ドラフトでも1位指名で3球団競合となった奥川恭伸投手(18=星稜)を奪われた因縁もうまれ、57日後へ闘志をいっそうかき立てた。

 12球団の監督が一堂に会し、矢野監督は勝負の時が着々と近づいていることを実感した。席の並びも昨季の成績順で、すべては結果だと改めて知る。3月20日の開幕戦で激突するヤクルトの新監督を特に意識した。

 「高津は同級生やしね。開幕戦であたる。こういうところで会っていくと、キャンプに近づいたなとか、シーズンが始まるなという一つにはなる。気持ちは上がって、そういうモードに入ってきたなというのはある」

 一気に身が引き締まった。まだ春季キャンプ前だが、例年よりも早い今季の開幕まで数えれば57日しかない。同い年で、入団年も同期の高津監督は特別な存在の一人だが、対抗心をメラメラとさせる十分な理由もある。

 「現役時代から、けっこうしゃべってたからね。いい意味のライバル意識っていうか。高津のほうが実績とかは全然上だったし。現役時代はやられることのほうが多かった。ありきたりやけど励みになるしね」

 阪神の主戦捕手と、ヤクルトの守護神。現役時代の対戦成績は矢野監督の証言通り通算27打数6安打の打率・222、3打点、6三振。本塁打を含めて長打は1本も打てなかった。大学4年時(90年)も全日本大学選手権決勝で対戦。準決勝で完封していた高津の登板はなかったものの、東北福祉大は1―2で亜大に破れている。

 監督としては“1年先輩”になるが「お互い、勝つためにやることなのでね。年上の人とやるのとは、なんかしら気持ちは違う」と特別視、ライバル視してしまうことを隠さなかった。

 「高津監督」との初顔合わせだった昨年ドラフトでも1位指名で3球団競合した奥川の抽選で交渉権を奪われている。2番目にクジを引いたときには、もう当たりは残っていなかった。大学時代からやられっぱなしの印象を3月20日に一気に払しょくするつもりだ。

 「奥川がどうなるかわからんけど、即戦力のピッチャーいっぱい獲っているしね。ピッチャーさえ整えば、バレンティンが抜けたとはいえいいチーム」

 投打ともに警戒感を強めたが「目いっぱいにいく」と一歩も引かない構え。ここまで意識しあえば面白い。2020年の黄金カードに昇格する可能性が出てきた。(山本 浩之)

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