ソフトバンク・甲斐 嶋に「毎日べったり」9日から2度目の合同自主トレ

[ 2020年1月7日 05:30 ]

<ソフトバンク>ヤフオクドームを背にランシングする甲斐(撮影・中村達也)
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 ソフトバンクの甲斐拓也捕手(27)が6日、楽天からヤクルトに移籍した嶋基宏捕手(35)らと合同自主トレを行うことを明かした。沖縄県内で9日から約2週間、共同生活をして「正捕手道」を吸収し、4年ぶりのリーグ優勝へつなげる。育成出身野手初の1億円プレーヤーになった甲斐キャノンが“島”で“嶋”に学び、さらなるステップアップを目指す。

 ヤフオクドーム内でのトレーニングや周辺でのランニングをこなした後、入念な荷造りを終えた甲斐はうれしそうだった。尊敬するヤクルト・嶋と9日から沖縄で2年連続の自主トレ。「今年もためになるいろんなお話を聞きたいと思って。心に響く、いろんな経験をされているベテラン捕手ですし、朝食、練習、夜食、部屋でしゃべったりと。毎日べったりくっついて、尽きない話をしたいと思います」と待ちわびていた。

 今季から新天地でプレーする嶋は、13年にシーズンフル出場を果たして楽天の日本一に貢献。グラウンド外でも13~17年に労組選手会長を務めた。8歳上の嶋に憧れる甲斐は3年前からオフの合同自主トレを嶋本人にお願いし、“島で嶋に密着24時”は昨年から実現した。2度目の沖縄での共同生活となるが「聞きたいことはまだ山ほどある」と、まだまだ貪欲に吸収する構えだ。

 今季から背番号が「62」から「19」に変わる。尊敬する野村克也氏が南海時代につけた番号だ。その野村氏の楽天監督時代に捕手のノウハウを叩き込まれたのが嶋で、人間性も尊敬している。「若手より声を出すし、投手へのジェスチャーなどさすがと思うところが多い。野球人として学ぶところが多い」という。

 甲斐は昨季、自己最多137試合に出場し、プロ9年目で初めて規定打席に到達。11本塁打、打率・260とキャリアハイの成績を残した。年俸も4500万円増の1億1000万円で、育成出身野手で史上初の1億円突破となった。ただ、昨年の成績に満足はしていない。「一番はリーグ優勝。それしかない。2位は悔しかったので優勝する気持ちしかない」。嶋から全てを吸収し、4年ぶりのリーグ優勝に挑むシーズンの準備を進める。

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