中日・根尾 米国自主トレ→“イチ流トレ”で飛躍へ!「引き出しが増えると思う」

[ 2020年1月3日 05:30 ]

米・ロサンゼルスでの自主トレへ出発した根尾
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 「イチ流トレ」で2年目の飛躍につなげる。中日・根尾が2日、今月下旬に鳥取市内のトレーニング研究施設「ワールドウィング」で自主トレを行うことを明かした。

 「ずっと行ってみたい気持ちがあった。いろんな考え方があり、引き出しが増えると思うので学びたい」

 同施設は昨年現役を引退したイチロー氏が通っていたことで有名で、中日OBの山本昌氏や岩瀬仁紀氏らレジェンドもここでスキルアップに励み、球界に名を残した。根尾は大阪桐蔭時代から同施設のトレーニング用器具を使っていたが“本場”の鳥取に出向き、本格的に初動負荷理論を学び一流選手になるための足がかりとする。

 1年目の昨季は1月の新人合同自主トレで故障したことでシーズンに出遅れ、挫折を味わった。「去年、失敗している分、1月にしっかり準備して2月に入りたい」。同じ過ちを繰り返さないため、新年早々のこの日、中部国際空港から自主トレ先の米・ロサンゼルスへ出発した。鳥取へ向かう前にまずは約2週間、温暖な地で母校の先輩・平田とともにトレーニングに励む。

 キャンプからシーズンを通して1軍で戦うのが今季の目標。「去年の悔しい思いをぶつけて、去年以上にドラゴンズの力となれるように」。2020年、20歳を迎える2年目の根尾から目が離せない。(徳原 麗奈)

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2020年1月3日のニュース