巨人 フィリピンに矢貫俊之氏らを講師として派遣し野球指導 母校訪問も

[ 2019年12月27日 18:45 ]

矢貫俊之氏
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 巨人と業務協力協定を結ぶJICAは、初めてフィリピンに巨人として講師を派遣し、野球指導を行うことを決めた。1月11日のダバオ市野球教室では、球団OBの矢貫俊之氏(現広報部)、北篤氏(ファン事業部)、木村正太氏(現スコアラー室)が指導する。

 ダバオ市のあるミンダナオ島は、ミンダナオ紛争に代表される和平問題を抱える地域で、長年JICAが和平に向けた支援活動を実施。スポーツを通じた現地学童・青年の健全育成を図りたいJICAに、巨人がジャイアンツアカデミーの指導を提供する形となった。現地で不足する野球用具サポートのため、選手が使用した練習球480球(40ダース)を持ち込み贈呈する。

 また、フィリピンに小学3年まで住んでいた矢貫俊之氏が、母校であるマニラ日本人学校を訪問。学校側の「学校OBがどんな人生を歩みプロ野球選手になったのか、是非在校生に話して欲しい」という計らいで、後輩へメッセージを送ると共に、ジャイアンツアカデミーの小学校訪問で展開している体育授業の指導を紹介する。

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2019年12月27日のニュース