田沢“新兵器”はジャイロ回転スライダー 2年ぶりメジャー復帰へ「筑波大で動作解析サポート受けた」

[ 2019年12月27日 05:30 ]

調整する米大リーグ、レッズ傘下マイナーの田沢純一投手
Photo By 共同

 レッズとマイナー契約を結ぶ田沢純一投手(33)が共同通信のインタビューに応じ、2年ぶりのメジャー復帰を目指す来季への意気込みを語った。

 ――09年から渡米。11年目の今季はメジャーで登板がなかった。

 「(7月に)カブスを自由契約になった後は公園でキャッチボールをしたりして1カ月間を過ごした」

 ――精神的には。

 「正直“まだ野球をやっていてもいいのかな”と自問自答した。でも(レッドソックスで)一緒にやっていた松坂(大輔)さんも頑張っているし、自分も良くなりたいという気持ちがあった」

 ――オフの取り組みは。

 「ここ2、3年は筑波大で動作解析のサポートを受けている。僕の場合はスライダーを有効に使った方がいいとアドバイスを受けた。打者の手元で鋭く曲がるように(回転軸が球の進行方向に向く)ジャイロ回転で投げることを意識している」

 ――来季はメジャー復帰を目指す。

 「もちろん、メジャーのマウンドに立ちたい。できる限りの準備をしていく」

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2019年12月27日のニュース