阪神・北條、昨オフに結婚していた 6歳年上「大人で落ち着いた女性」にひと目惚れ

[ 2019年12月26日 05:31 ]

昨オフに結婚していたことを明かした阪神・北條
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 阪神・北條史也内野手(25)が25日、結婚していたことを明かした。お相手は愛知県出身の31歳の一般女性。プロ1年目だった13年から6年の交際を実らせて、昨オフに婚姻届を提出した。

 支えられたからこそ、支えていく。北條が、生涯のパートナーの存在の大きさを強く感じたのは昨秋だった。

 「とにかく、いろんなところに連れて行ってくれて。何も言わずに“どっか行こう”という感じで、運転してくれました」

 18年9月14日のヤクルト戦(甲子園)で、三遊間への深いゴロに飛び込んだ際、左肩亜脱臼の重傷を負った。翌15日に登録を抹消されリハビリがスタート。打率・322をマークするなど好調をキープしていた中でのアクシデントだけに「(リハビリでも)ずっと同じことをやって気持ちも上がってこなかった」とショックは大きかった。患部をギプスで固定した1カ月間は就寝時も腕を一切動かすことができない苦しい日々。決して表情や態度には出さなかったものの、彼女はそんな苦闘を察知していた。

 休日に突然「行こう」と言われ、車の助手席に座らされると、向かった先は和歌山。港から船に乗って無人島に渡り、野球のこと、ケガのことは一切、話題にすることなく島内を散策して時間を過ごした。その後も、時間を見つけては山中にある洞窟、鍾乳洞、奈良公園…とグラウンドとは“別世界”に連れて行ってくれた。当時、抱いていた「連れ回された」という気持ちは「自分が辛そうに見えたんですかね。気を紛らわしてくれたのかも」と感謝に変わった。

 プロ1年目の4月に知人の紹介で出会った。18歳の自身に対して相手は6歳上ということもあり「大人で、落ち着いた人だな」と好印象を抱き、夏には交際がスタート。遠距離恋愛を送る中でも、オフにはディズニーランドに行くなどデートを重ねて距離を埋めた。

 一昨年12月からは退寮とともに西宮市内で同棲生活を始め、昨年7月の球宴休み期間中にプロポーズ。同年12月に婚姻届を提出し1年たった今オフに親族のみで挙式も行った。

 「結婚してから気持ちは変わりました。僕が職をなくすこともある世界。今まではただ野球をうまくなりたいという欲求だけでしたが、誰かのためにという気持ちでやってる。来年こそ全試合に出てチームに貢献したい」

 来季こそレギュラーの座を奪い、キャリア初の全試合出場を目指す。正念場を迎えた自分のため、そして家族のため…。人一倍、責任感の強い男は、覚悟を決めている。(遠藤 礼)

 ◆北條 史也(ほうじょう・ふみや)1994年(平6)7月29日生まれ、大阪府出身の25歳。光星学院(現八戸学院光星)では2年春から4季連続で甲子園出場。2年夏から3季連続で準優勝。12年ドラフト2位で阪神入団。3年目の15年5月28日楽天戦に代打でプロ初出場。今季は木浪と遊撃を争い、82試合で打率.247、5本塁打、20打点。通算成績は350試合、打率.266、14本塁打、93打点。1メートル77、79キロ。右投げ右打ち。

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