赤星氏エール「近本よ福本さん目指せ!」 期待大きく俊足強打が理想

[ 2019年12月22日 05:30 ]

トークショーを行ったスポニチ本紙評論家で阪神OBの赤星氏(撮影・坂田 高浩)
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 阪神OBの赤星憲広氏(43=本紙評論家)が21日に甲子園歴史館でトークショーに参加し、来季2年目を迎える近本にエールを送った。

 「3割2分、10本、50盗塁。50は厳しいかな。でも、やっぱり梅野を敵にしていないというのは大きいので。セ・リーグでは小林(巨人)ぐらい。あとは全部セーフ(になれる)。そう考えたら、もっと増えていいかなと」

 課したハードルの高さは期待の裏返しで、言葉はいっそう熱を帯びた。「彼にも言っているんですけど、“俺じゃないよ。目指すべきところは福本さんや青木だよ”と。大きな武器は強い打球を打てる、長打があるところ。目指すべきところはもちろん3割。出塁率を上げないと」。阪急黄金期に活躍した福本豊氏は1065盗塁の俊足だけでなく、2543安打&208本塁打を誇った強打者。近本の理想の将来像として重ね合わせた。

 トークショーに先立って「第13回レッドスターベースボールクラブ甲子園カップ」の表彰式に参加し、同クラブ理事長として優勝のニュー・ヤンキース、準優勝の大阪城東リトルシニアを表彰した。リーグの垣根を越えた22チームの中学3年生が出場し、「たくさんの子供たちの戦いを見て、いつも僕自身が奮い立たせてもらっている」と喜んだ。

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2019年12月22日のニュース