広島・会沢 3年連続ベストナイン「今季の悔しさを忘れず優勝を目指したい」

[ 2019年11月27日 05:30 ]

セ・リーグベストナインに選ばれた広島・会沢(左)と巨人・山口(撮影・木村 揚輔)
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 プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2019 supported by リポビタンD」が26日に都内で開かれ、広島・会沢は3年連続3度目のベストナインを受賞した。広島の捕手では達川光男氏(野球解説者)と並ぶ最多受賞にも、会沢は「うれしいし、誇らしく思うが、チームとしてはふがいないシーズンだったので、悔しい方が大きい」と語った。

 今季初めて規定打席をクリアし、打率・277、12本塁打、63打点をマークした強打が光る。中でも、得点圏打率・351は堂々のリーグトップ。「ランナーがいる状況で打てたことは、自信や誇りにしていいのかな」と前置きして続けた。

 「得点圏に走者がいる時、つなぐ打者や進める打者は(捕手として)いやらしいと感じる。そういう打者になりたいと思っていた」
 理想を体現した自慢の打撃。プレミア12で世界一に貢献した侍の“正捕手”は、壇上で「今季の悔しさを忘れず優勝を目指したい」と、自チームでの来季逆襲を宣言した。

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2019年11月27日のニュース