広島・会沢 侍経験で成長実感 東京五輪で金&リーグV奪回誓い「しっかりやらないと」

[ 2019年11月23日 05:30 ]

広島のバッテリー会ゴルフコンペに参加し、満面の笑みを浮かべる会沢
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 広島・会沢翼捕手(31)が22日、広島県廿日市市のゴルフ場で開かれたバッテリー会ゴルフコンペに参加。来年開催される東京五輪での金メダル獲得とリーグV奪回を誓った。野球の国際大会「プレミア12」では決勝で先発マスクを任されるなど、正捕手として世界一に貢献。負けられない試合を勝ち切った頭脳と経験を、2020年に生かす構えだ。

 約1カ月に及んだ国際大会の緊張感から解放され、チームメートとの久々の対面。ゴルフクラブを握る会沢の表情は緩みっぱなしだった。先輩の石原らとのラウンド。グロス95の成績に「まあまあ。楽しく回らせてもらった。組がよかった」と苦笑し、汗を拭った。

 09年の第2回WBC以来、トップチームとしては10年ぶりとなる「プレミア12」での世界制覇。必勝を義務づけられる重圧は「やった人間しかわからないと思う」と振り返る。そんな過酷な状況で会沢は打率・333をマーク。本業のリードは打撃以上に光った。

 「短期決戦の難しさを改めて感じた。リーグ戦とは全く別。いろんな準備や違う考え方をしないといけない。その中でしびれる試合を勝ち切れたことは、ボク自身も成長できたかな…と思います」

 全8試合のうち4試合で先発。とりわけ、13日のメキシコ戦から16日の韓国戦、17日の決勝・韓国戦と要所3試合で“正捕手”を務めた。稲葉監督ら首脳陣の信頼の証。「一球一球に目的を考え、リスクの低い配球を心掛けた」結果の世界一。誇るべき勲章だった。

 来年に迫った東京五輪。登録はプレミア12の28人から24人に減るが、攻守にわたる今回の活躍を踏まえれば、会沢の選出は内定と言っていいだろう。金メダル獲得へ。世界一を成し遂げただけに、期待はより膨らむ。

 「その思いは当然ある。東京開催だし、メダルは絶対に狙っていかないといけない」

 その前に…と、広島の正捕手は強調した。

 「自チームですよ。自分たちのチームで結果を残さないと。そこを、しっかりやらないといけない」

 主力としての自覚はもちろん、国内FA権を行使せず残留を決めたチーム愛がにじむ。盛夏の東京で金メダル獲得し、リーグ4連覇を逃した今季のリベンジ、そして悲願の日本一へ。円熟期を迎えた司令塔が頼もしい。(江尾 卓也)

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