阪神・守屋 来季は救援、失敗しないので!ドクターX宣言「いい形を安定して出す」

[ 2019年11月23日 05:30 ]

阪神・守屋
Photo By スポニチ

 プロ初勝利を挙げるなど全57試合救援登板で2勝2敗、7ホールド、防御率3・00の成績を残した阪神・守屋は22日、満足することなく来季の勝利の方程式入りを誓った。

 「3回ほどあった(勝ちパターン入りの)チャンスで失敗してしまった。来季はそういう機会で失敗しないようにすることが目標」

 今季は4月6日広島戦での敗戦処理からスタート。9試合連続無失点で臨んだ4月25日DeNA戦では2―2の7回に登板機会を得たが伊藤光に一時勝ち越しのソロ本塁打を許した。再び結果を積み重ね、めぐってきた6月18日楽天戦でも3―3の8回に登板し2点を失い敗戦投手になるなど、ここ一番での起用で結果を出すことができなかった。

 「そういう機会(リード時の登板)をものにできればプロでできる年数も伸びていくと思う」

 今季終盤に福原投手コーチから、グラウンドに対し水平に動かしていた股関節を、水平移動の後、マウンドの傾斜に合わせて移動させる動きを取り込むよう助言を受け「球に勢いが伝わるようになった」。クライマックスシリーズでは計4試合登板で5回無失点で手応えもつかんだ。

 「シーズン終盤のように、いい形を安定して出せるように」

 人気テレビドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の主人公の決めゼリフ“私、失敗しないので”を、守屋がグラウンドで実践する。(阪井 日向)

続きを表示

2019年11月23日のニュース