阪神・岩田「40歳まで現役」糖尿病患者の希望の星に

[ 2019年11月23日 05:30 ]

生徒の前で公演する岩田(撮影・後藤 大輝)
Photo By スポニチ

 阪神の岩田稔投手(36)が22日、京都府城陽市の西城陽高でオリンピック・パラリンピック教育推進事業のゲストスピーカーとして講演した。教壇に立つと、スポーツ専攻の学生120人を前に自身の野球人生の紆余(うよ)曲折を語り、糖尿病患者の希望の星となるべく、40歳まで現役を続ける意欲を見せた。

 「40歳まで現役でやり続けたいなという思いがある。40歳で先発で1軍で投げている投手は少ないので、そこを目標にしている。同じ糖尿病を患っている人にも“頑張ろう”と思ってもらえる存在になり続けないといけないと思う」

 今回の講演はオリンピック・パラリンピック教育推進事業の一環で、スポーツ庁から指定校として推奨されている西城陽高に勤務する母校・関大の先輩から依頼を受けて実現した。大阪桐蔭2年冬に発症した1型糖尿病について触れ、3年秋には病気が要因で社会人野球チームから内定が取り消された苦い過去も話した。

 講演第2部では同じ関西学生野球リーグの同大でエースで元横浜(現DeNA)投手だった染田賢作監督と対談するコーナーも設けられた。一番すごいと思う選手を問われ「球児さん」と即答。理由として「30代後半になってもパフォーマンスが衰えないですし、勝ちパターンで投げているので」と答えた。

 来季40歳を迎える藤川は、あと7で日米通算250セーブに到達する。「節目の時に投げたいですね」と249セーブとなった以降の試合で自身が先発し名球会入りをアシストする青写真も描いた。

 明治神宮野球大会では関大が準優勝し「勇気をもらった」と刺激を受けた。オフは例年通り、年明けから米国で自主トレーニングを行い、37歳となる15年目のシーズンへ準備を整える。今季は14試合に先発登板し3勝4敗ながら4月18日ヤクルト戦では完投勝利をマークするなど、力は衰えていない。現役レジェンドの背中を追いかけ、自身は40歳での先発登板を実現するべく、さらなる鍛練に励む。(長谷川 凡記)

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年11月23日のニュース