ソフトB 5位指名の慶大・柳町「由伸魂」で1年目から定位置奪う!

[ 2019年11月23日 05:30 ]

ソフトバンクと仮契約を結んだドラフト5位の柳町
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 ソフトバンクがドラフト5位で指名した慶大・柳町が都内のホテルで入団交渉を行い、契約金4000万円、年俸760万円で仮契約を結んだ。ユニホームに袖を通し「小さい頃からの憧れ、強いチーム。そこに入ることができてうれしい」と表情を崩した。(金額は推定)

 94~97年の高橋由伸(前巨人監督)以来となるリーグ戦全試合出場で、今秋のリーグ戦優勝&19年ぶりの明治神宮大会制覇に貢献。強じんな体こそ、柳町の長所だ。1年夏には左手人さし指の付け根付近を骨折したが、秋のリーグ戦に間に合わせた。寮でも「加湿器も使う。寝る前にマスクをするときもあります」と体のケアに細心の注意を払う。

 プロでも「由伸魂」で、1年目からの活躍を目指す。大先輩は巨人1年目から126試合に出場し、打率・300、19本塁打、75打点をマークした。ソフトバンクの外野陣は柳田、中村晃ら選手層は厚いが「打撃を生かして食い込みたい。ヒットを広角に打てるのが持ち味」とレギュラー争いに割って入る構えだ。(川手 達矢)

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2019年11月23日のニュース