侍・稲葉監督が野球教室 決勝で山田哲の逆転3ランの時の心境聞かれ「抱きしめてあげたい」

[ 2019年11月23日 18:55 ]

<日本通運・サムライジャパン野球教室>子供たちと笑顔を見せる日本代表・稲葉監督(撮影・西尾 大助)
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 侍ジャパンの稲葉篤紀監督(47)は23日、井端弘和内野守備走塁コーチ(44)とともにNITTSU浦和ボールパークで「日本通運×侍ジャパン 野球教室」に特別講師として参加した。侍ジャパンのダイヤモンドパートナーである日本通運の野球の選手、コーチらと埼玉県内の野球チーム所属の小学5、6年生ら約110人に指導した。

 あいにくの雨で室内練習場での実施となったが、打撃、守備、投球と部門を分けて約3時間にわたり指導。稲葉監督は主に打撃、井端コーチは主に守備の班に付き、身振り手振りを交え教え、触れ合った。

 「プレミア12で世界一になれてから初めてのイベント。子どもたちの記憶にも新しいですし、野球熱がまだ高い中、充実した時間を過ごせて良かった」と稲葉監督。10年ぶりの国際タイトルを獲得したプレミア12での戦いはほとんどの参加小学生が見ていた。質問コーナーでは17日の決勝・韓国戦で山田哲が逆転3ランを放った時の心境を問われ「大至急抱きしめてあげたくなる気持ちでしたね」と答えると笑いの輪が広がった。

 井端コーチは「野球人口が少なくなってきたこの頃ですが、その中で世界一になり、またこうして触れ合えて、野球をやる子が増えてくれればと思います」と話した。稲葉監督も思いを同じくしていた。

 「今回世界一になり、多くの方から祝福の言葉をいただきました。やはり皆さん、野球に対し熱いものを持った方々が多いなと。オリンピックはもっと影響力があると思う。金メダルを取ることで、もう一度野球熱を復活させたい。井端コーチがおっしゃったよう、野球人口を、野球に興味を持つ子を少しでも増やせられたら。そういう思いで今後はオリンピックで金メダルを取れるように。勝ちたい思いは強いし、身の引き締まる思いになりました」

 悲願の最大目標へ、口調は熱を帯びた。そのためにも、このオフの間はプレミア12も含めて、就任以来3年間を洗いざらい再検証する。「17年に監督になり、いろんな選手とやってきた。来年の五輪にどうつなげるか。しっかり反省して、振り返っていきたい」。プレミア12では28人だった登録選手は、五輪では24人へと減り選考はより難しくなる。既に出場を決めた韓国、メキシコ、イスラエルを含め、他国の分析も進める。球界が背負う重い命題から目をそむけることなく、来夏まで全力疾走を止めない。

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