侍J世界一に足で貢献 スカウト語る周東「ここが着地点ではない」

[ 2019年11月18日 10:20 ]

二塁盗塁を決める周東(撮影・長久保 豊)
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 16年6月7日。東京ドームで行われた全日本大学野球選手権1回戦、東北福祉大戦で、東農大北海道オホーツクの1番打者・周東は、内野ゴロで一塁到達タイム3・7秒台をマークした。担当スカウトの作山和英スカウトチーフ補佐は「足が速い選手でも3・8秒台。3・7秒台を出した選手は周東が初めてだった」と回想する。

 体の線は細かったが、打撃も守備も光るものがあったという。「足だけの一芸で獲得したと思われがちだけど、全ての能力が平均以上だった」。チーム事情もあって育成ドラフトでの指名となったが、1軍レベルの力があると見ていた。

 プロ1年目にウエスタン・リーグの盗塁王。2年目の今季、支配下選手登録を勝ち取り、侍ジャパンに招集されるまでになった。「大事な場面で起用されるポジションは自分の能力で確立した。お客さんを引きつける、注目される選手になった」。衝撃の3・7秒台から3年。同じ東京ドームの舞台で、侍ジャパンの世界一に貢献した。作山氏は「ここが着地点ではない。スタメンで出られるようになってほしい」とさらなる飛躍を願った。(川島 毅洋)

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