広島・菊池涼 ポスティングでメジャー挑戦!球団容認「ありがたい」

[ 2019年11月9日 05:30 ]

広島・菊池涼介内野手
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 広島は8日、菊池涼介内野手(29)のポスティングシステムでのメジャー移籍を容認したことを発表した。近日中にも日本野球機構(NPB)を通じて大リーグ機構(MLB)に申請手続きを取る方針。一方では、憧れの舞台への移籍が叶わなかった場合、残留を受け入れる意向も示しており、メジャー球団との交渉を見守ることにしている。

 電撃的とも言えるポスティングシステムでのメジャー移籍容認発表。鈴木清明球団本部長(65)は、数日前に菊池涼本人から改めて申請の要望があったと明かした上で「彼はこれまで球団に多くの貢献をしてくれた。彼のチャレンジを尊重したい」と語った。

 菊池涼は侍ジャパンの一員として国際大会「プレミア12」に参加中。9日の帰国を前に希望が認められたことを受けて滞在先の台湾で取材に応じ、短い言葉に球団への感謝を込めた。

 「認めてもらい、ありがたい気持ちでいっぱいです。ただ、今は侍ジャパンに集中したいと思います」

 17年春のWBCで超美技を連発して世界を驚かせ、メジャー挑戦への思いを強くした。今回の「プレミア12」でも12打数6安打2打点と打ちまくり、3連勝での予選ラウンド突破に攻守で貢献。意欲がより高まったことは容易に想像できる。

 今後は、近日中に米国の代理人と契約する見通し。米国では11~14日(日本時間12~15日)にGM会議が開催され、30球団のGMが一堂に会する。そこで代理人が菊池涼の存在をアピール。早ければ同会議終了後にもポスティング申請の手続きが取られる予定だ。

 7年連続でゴールデングラブ賞に輝く名手に、球団は8月下旬から残留交渉を開始。菊池涼が取得した国内FA権を行使しないと発表した1日、鈴木球団本部長は「ポスティングについては、これから段階を踏んで話し合う」と説明していた。

 昨年12月に「野球をやっている以上はトップのレベルでやってみたい」と表明して以来1年。米国のFA市場で菊池涼はどう評価されるのか。挑戦を後押しする球団は、移籍がかなわなかった場合に残留を受け入れる意向も示している。交渉の行方が注目される。(江尾 卓也)

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