阪神・大山は“大谷級” 打球初速チームトップの174キロ計測

[ 2019年11月7日 05:30 ]

ロングティーをする大山(撮影・坂田 高浩) 
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 阪神は得点力アップへ新たなハイテク機器が試用された。午後のフリー打撃中に本塁前方に謎の黒い物体が出現。MLB全30球団、日本ではDeNAなどが導入している「ラプソード」というデータ解析機器で、打球の角度や初速度、回転数などを数値化し、その場で確認できる代物だ。結果、大山の打球は初速174キロでチームトップだったことが判明した。

 今回は打撃練習のため打撃投手の球を打ち返したものを測定。球速がより速い現役投手の球を打つ実際の試合なら、さらに数キロ上がることが見込まれる。担当者によればエンゼルス・大谷の平均初速が180キロ前後だそうで、「遜色ない数字に到達する可能性はあります」と大山を“大谷級”として評価した。

 初速が速いから打てる…という単純なものではないが、ポテンシャルを示す要素ではある。同機器での計測は初体験だった大山も「練習でできていても試合でできなければ意味がない。ただ、それが出たということは試合でも出る可能性があるということ」とうなずき、今後の指標の一つになりそうだ。

 球団は今回の結果を経て本格導入するか否かを決める方向。打撃ケージ付近で「今の何キロ?」といった声が選手間で飛び交うなどデータ活用の他にも調子のバロメーターを確認したり、モチベーションを高めたりする効果もありそうだ。課題の得点力の底上げに「ラプソード」が一役買うかもしれない。 (巻木 周平)

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