バッテリー賞、山口―小林は満場一致 パは大激論 1票差で増田―森に

[ 2019年10月9日 05:30 ]

スポニチ制定 プロ野球最優秀バッテリー賞

選考会議に臨む(左から)牛島氏、中畑氏、東尾氏、田淵氏、有藤氏、張本氏(撮影・村上 大輔)
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【バッテリー賞 選考過程】パは大激論の末、1票差で西武の増田―森の受賞が決まった。ノーヒットノーランも達成した、ソフトバンクの育成出身バッテリーの千賀―甲斐が3票。一方で東尾氏が「8.5ゲーム差を逆転して優勝した原動力」と西武の守護神・増田と森のコンビを推した。

 抜群の安定感で試合を締めた増田と、捕手史上4人目の首位打者に輝いた森。特に森の成長への評価は高く、同じ捕手出身の田淵氏も「105打点という数字も素晴らしい」と好機に強い打撃を称えた。ソフトバンクの抑えの森―甲斐、最多勝の日本ハム・有原―清水の名前も挙がる中、連覇に貢献した西武バッテリーが4票を獲得。栄誉に輝いた。

 対するセは満場一致で山口―小林に決まった。「小林はちょっと物足りないが…。今年はこのバッテリーの対抗馬はいない」と張本氏。中畑氏も「山口は本来、負け数が多いタイプだが15勝4敗。頑張りを称えたい」。山口は最多勝など投手3冠。槙原氏は「山口の全登板で小林がマスクをかぶった。盗塁阻止率も高く、バッテリーではNo.1」とした。

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2019年10月9日のニュース