異例の武者修行 T―岡田 プエルトリコのウインター・リーグに参加へ

[ 2019年10月7日 05:30 ]

オリックス・T-岡田
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 残留が決定的となったオリックスのT―岡田外野手(31)が、今オフにプエルトリコのウインター・リーグに参加することが分かった。

 関係者によると参加に向けて準備を整えており、来季プロ15年目を迎えるベテランとしては異例の武者修行を敢行する。

 今季は腰痛に苦しむなど20試合で打率・120、1本塁打、2打点。1軍に定着した09年以降、自己ワーストの結果となった。そのため、福良淳一ゼネラルマネジャー(GM)とは8月中から復活策を話し合ってきたが、その会談の中で同リーグの参加プランが持ち上がったという。

 すでに球団ではプロ5年目で22歳の鈴木優と、同1年目で23歳の漆原という伸び盛りの投手派遣を決めていたが、31歳のT―岡田も加わることが内定。過去には15年オフに筒香がドミニカ共和国の同リーグに参加し、翌年、自身初の本塁打王を獲得するなど飛躍したが、当時はまだ23歳だった。31歳のタイトルホルダーの参加となれば極めて珍しい。期間は今月末から12月中旬ぐらいまでの長期参加で、来季巻き返しへの決意がうかがえる。

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2019年10月7日のニュース