11連勝、不敗神話の西武・ニール 活躍の裏にあった温泉リフレッシュ

[ 2019年10月7日 09:30 ]

ゴムチューブを使って練習する西武・ニール(撮影・尾崎 有希)
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 11連勝の不敗神話を持つ西武・ニール。9月24日のリーグ2連覇当日も先発し、勝利投手となって88年の郭泰源の連勝記録を抜き、球団外国人投手のシーズン連勝記録を樹立した。2連覇の立役者となった助っ人外国人の活躍の裏には、意外な調整方法があった。

 今季から西武に入団したばかりの右腕。お立ち台でも日本語であいさつするなど、日本語も積極的に覚え話すが、日本の文化にも積極的に興味を持って、取り入れている。休日に日本の国技である相撲を観戦しに行ったこともある。

 「温泉にいってリフレッシュすることが、投球の裏技さ」。ニール流の調整法は温泉だ。「最後の1カ月は、激しい戦いで負けないようにやっていたから」と、優勝翌日からの3連休でも都内の温泉に行き、体をリフレッシュさせていた。

 「温泉は好き。たくさん行っているよ」と、シーズン中も足繁く通い、日本屈指の温泉観光地・箱根にも足を運ぶほど。サウナで汗をかいて、発汗することで体調を整えているのだという。周囲の人におすすめの銭湯や温泉地を聞くなど、情報収集にもぬかりがない。

 9日から始まるCSファイナルステージでは第1戦での先発が内定している。もし第6戦目までもつれ込んだ場合、中4日での先発の可能性も大いにあるが、温泉リフレッシュ効果に期待だ。(記者コラム・武本 万里絵)

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2019年10月7日のニュース