明大 森下、初代打初右翼も見逃し三振…春秋連覇厳しく

[ 2019年10月7日 05:30 ]

東京六大学野球秋季リーグ戦第4週最終日   明大1―2法大 ( 2019年10月6日    神宮 )

<法大・明大>7回に代打で出場し右翼の守りに就く明大・森下(撮影・久冨木 修) 
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 東京六大学野球2回戦2試合が行われた。明大はドラフト1位候補の森下暢仁投手(4年)が7回に代打で出場し、初の右翼守備に就いたが法大に1―2で敗れ、法大に6連勝を許した。早大は右腕・徳山壮磨投手(2年)が東大を3安打に抑えて初完封。連勝で勝ち点2とした。

 明大の森下が7回にリーグ戦で初めて代打で登場。見逃し三振に倒れたが、そのままこちらも初となる右翼の守備に就き、チームを鼓舞した。今季は打率4割を超え「打てそうな感じだった。何とかしたかった」と森下。善波達也監督は「朝の練習で打撃が終わると右翼を守っていた。試合中もベンチ裏で素振りしてるし、その思いを買って使った」と起用を説明した。

 しかし、チームはあと1点が遠く、連敗で勝ち点を落とした。17日のドラフト前最後の試合となり春秋連覇は厳しくなったが、森下は「負けグセがついたまま終われない。残り2カードあるし、下を向いている暇はない」と主将らしく前を向いた。

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2019年10月7日のニュース